
MICKの特徴
ミック・ジャガーの名を冠したMICKは、ミスタージェントルマン アイウェアを代表するモデルのひとつ。アセテートのフロントとチタンのテンプルという、素材も雰囲気も異なる二つの要素を組み合わせたコンビネーション構造は、端正さとロックの共存を体現している。スタッズをあしらったテンプルは「ミスタージェントルマン アイウェアを象徴するデザイン」として発売当時から高い評価を受け、2017年の登場から今日まで根強い支持を集め続けている。
ミック・ジャガーの二面性を纏う
情熱的でありながら堅実さを持ち、50年以上にわたって世界のトップを走り続けたロックスター、ミック・ジャガー。そのワイルドと知性の共存こそが、このフレームのデザインの根幹にある。
直線的なシルエットのスクエア型ウェリントンは、知的で落ち着いた表情をフロントで作りながら、テンプルのスタッズがロックの気配を静かに漂わせる。相反する要素が互いを引き立て合うことで、MICKは唯一無二の存在感を持つアイウェアとして成立している。
ホワイトゴールドが纏う、上品な輝き ── Col.H
Col.H「Black - White Gold temple」は、光沢を持つブラックのフロントに、ホワイトゴールドのテンプルを組み合わせたカラー。イエローゴールドと比べて肌馴染みがよく柔らかな印象を持つホワイトゴールドは、程よい華やかさを残しながら、大人の渋さと品格を自然に演出する。
テンプルはマット仕上げのホワイトゴールドで統一されているが、スタッズの凸部分のみが鏡面仕上げになっており、光を受けるたびに繊細な輝きを見せる。この細部の仕込みが、落ち着いたカラーリングの中にジュエリーのような奥行きをもたらしている。
光沢のあるブラックフロントとホワイトゴールドテンプルのコントラスト、そして両者を繋ぐシルバーのノーズパッドとクリングス。これらが絶妙に調和し、モノトーンでありながら豊かな表情を持つ一本に仕上がっている。
傾斜とツイストが紡ぐ、纏う者への気配り
MICKのフロントには、通常よりも傾斜を持たせた設計が施されている。この角度が顔への自然なフィットを生み、掛けた際の表情に立体感を与える。鯖江の熟練職人が繊細な手作業で一つひとつ調整することで初めて実現する、精度を要する仕様だ。
チタンテンプルの中央に設けられたツイスト構造は、視覚的なアクセントであると同時に、頭部への圧迫感を巧みに和らげる設計上の工夫でもある。何度も調整を重ねて導き出された最適な捻りの角度が、軽やかで心地よい着用感をもたらしている。重厚な見た目と実際の軽さのギャップが、MICKの隠れた魅力のひとつだ。
大人のロックを、日常へ
Col.Hのブラック×ホワイトゴールドは、ジャケットスタイルにもカジュアルにも自然に馴染みながら、どこかで人の目を引く一本。派手さに頼らず、素材と構造と細部のこだわりで存在感を作り出す。それは、ミック・ジャガーが体現するような「静かに燃えるロック」の哲学を、アイウェアという形に落とし込んだものかもしれない。
