
WALTERの特徴
「WALTER」は、テンプル付け根のL字金具を特徴とする、ミスタージェントルマン アイウェアの定番シリーズのモデルです。シンプルな佇まいの中に、アセテート造形の巧みさと、目に触れにくい部分にまで行き届いた意匠が詰め込まれています。
ブランド初のオーバルシェイプ
WALTERは、ミスタージェントルマン アイウェアが初めて手掛けたオーバルシェイプのモデルです。丸に近いオーバルではなく、横方向へすっと伸びた楕円形が特徴。20~30年前に見られたオーセンティックな横長オーバルを、現代の感覚で再解釈したデザインです。
どこか懐かしさを感じさせる形でありながら、古さではなく今らしい鮮度をまとっているのは、この再解釈があってこそ。性別や年代を限定しにくく、幅広い方に取り入れていただける一本です。
正面の端正さと、横顔の肉厚な立体感
正面から見たWALTERは小ぶりで、アセテートフレームとしては比較的すっきりとした印象です。ところが横から眺めると、その印象は大きく変わります。リムは想像以上に肉厚で、しっかりとしたボリュームを備えているのです。
実物をよく観察すると、リムの厚みは均一ではありません。サイドから上方へ向かうにつれて徐々に厚みを増し、リム上部はかなり肉厚に仕上げられています。正面からは必要以上に太く見せず、奥行き方向にはしっかりと量感を持たせる。メーカーが「生地の厚みを巧みに調整した3D構造」と表現する造形を、手に取ると具体的に実感できます。
正面では控えめに、横顔ではディテールが効いて個性が表れる。この表情の違いこそ、WALTERならではの魅力です。
近視レンズとの相性について
WALTERはレンズ幅48mm・ブリッジ幅22mmで、極端に小さなサイズのフレームではないため、一律に「強度近視向け」とは言えません。ただし、横方向から見たリムに厚みがあるため、瞳孔間距離(PD)とのバランスが合えば、近視レンズのフチ(コバ)の厚みをアセテートのリムの中に収め、目立ちにくくすることができます。
厚みに強弱をつけたテンプル
テンプルも均一な厚みではありません。中程の部分は意図的に薄く設計され、後方に向かって再び厚みを持たせています。内側の厚みに強弱をつけることで、心地よいホールド感を保ちながら、強い圧迫感を感じにくい構造です。
後方にも厚みがあることで、肉厚なフロントとの重量バランスが取られているように感じられます。
L字金具とゴールドのリベット
テンプル付け根には、定番シリーズを象徴するL字金具を配し、さらにゴールド色のリベットを組み合わせています。アセテートだけで構成されたフレームに金属ならではの上品なアクセントが加わり、素材と色のコントラストが、WALTER全体の高級感を一段引き上げています。
鼻パッドに刻まれた「青海波」
ノーズパッドには、ブランドオリジナルのチタン製パッドを採用。その表面には、日本の伝統文様「青海波(せいがいは)」が刻まれています。果てしなく続く穏やかな波を表す青海波には、平穏な暮らしがいつまでも続くようにという願いが込められています。
掛けてしまえばほとんど見えなくなる部分にまで意匠を施す。見えない場所にこそ手を抜かない、日本的な控えめな美学が息づいています。
Black:輪郭の美しさが最も際立つカラー
Col. A Blackは、WALTERの横長オーバルの輪郭を最もはっきりと見せるカラーです。透明感のあるカラーに比べてリムの存在感が明確に出るため、端正なシェイプそのものを存分に楽しめます。
深みのあるブラックの中で、テンプル付け根のゴールドの金属パーツがさりげなく映え、落ち着きの中に上質な華やかさを添えます。知性と落ち着きを静かに引き立てる、WALTERの魅力を最も素直に味わえる一本です。
